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作業環境

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2019年2月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月18日



二次創作(BL)の話が続いてしまったので、今日は趣向を変え、執筆の作業環境について書いていこうと思う。まずは文書作成ツールの話から。私が小説を書き始めた頃、使用していたパソコンはMacのラップトップだった。Macには「Simple Text」というエディタが入っていて、小説を書く時はそれを使っていた。


思い返してみると、どうして「Word」ではなく(当時は学生で、レポートを書く時はWordを使っていたのに)Simple Textだったのだろうと思う。文字数を気にしたり、プリントアウトする必要がなかったせいだろうか。パソコンをWindowsに変えてからもSimple Textと同じような「メモ帳」というエディタを使っていた。


それから二次創作を始めるまで、私はずっとメモ帳を使って小説を書いていた。どうして頑なにそれを使い続けていたのかは自分でも謎である。そしてようやく、もっと使い勝手のいいエディタ(もちろん無料の)はないかと探したところ、現在使用している「FocusWriter」に辿り着いた。


FocusWriterを選んだ理由は「キーボードを打つ時のタイプ音が気に入ったから」という単純な理由である。もはや機能がどうこうという問題ではない。使ったことはないが、自動保存(同期?)の機能がついている「Evernote」とかの方が便利なのではないかと思う。文書作成以外のツールも充実しているみたいだし。


私の場合は「文章を書く」という作業のみに集中できるかがポイントだったので、必要最低限の機能があれば問題はない。FocusWriterの古いタイプライターのようなタイプ音は耳に心地よいし(タイプ音は消すこともできる)、下の画像のような編集画面も気に入っている。メモ帳と違って文字数がきちんとカウントされるので、作業量の目安にもなる。



話は変わって、次は作業中のBGMについて。漫画でも小説でも、創作をする時に音楽を聞くという人は多いと思う。私の場合、いつも音楽を聞いているわけではなく、テレビをつけっ放しにしておいたり、ラストスパートに入った時は逆に無音で作業したりする方が多い。音楽を聞くのは気が向いたら、という感じだろうか。


現在よく聞いているのは「崎山蒼志」の曲で、YouTubeに上がっているデビュー前の曲を覚えてしまうくらいハマっている。もちろんCDは購入済みだ。曲自体もそうだが崎山君のワードセンスが最高過ぎて、心の中では「崎山先生」と呼んでいる。自分のイメージや感情をあれほど見事に言葉に置き換えられる高校生が他にいるだろうか。


しかし、日本語の曲だと歌詞の意味が頭の中に入り込んできて、集中に欠けるという欠点がある。気がついたら書く手を止めて一緒に熱唱してしまっている時もある。そういう時には曲を洋楽に切り替える。よく聞くのは昔からずっと好きな「Maroon 5」だ。聞いている年数が長いので、結局(英詩であっても)邦楽と同じような状況になってしまうのだが。


もう一つ、全く歌詞を理解できないという点から、流行りのK-popを聞くこともある。男性のアイドルグループである「BTS」とか「SEVENTEEN」が中心で、やはりYouTubeで上位に来るアイドルの曲から気に入ったものを選んで聞いている。なぜK-popは曲中に必ずラップパートがあるのか不思議だったが、聞きなれると案外それが普通になるものだ。


これを読んで得をする人物は一人もいないような記事になってしまったが、私の作業環境はこんな感じである。何はともあれ、自分の好きな環境で自由に文章を書くことが私にとって最高の娯楽となっている。

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