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hello again

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2022年5月15日
  • 読了時間: 2分


記事のタイトルが懐かしのヒット曲と思いっきりかぶってしまったが、頭に浮かんでしまったのでこのまま書き進めていくことにする。ちなみに「hello again」の意味は「また会ったね」とか「さっきはどうも」みたいな感じです。直訳しても割と意味は通じます。


それはともかく、ゴールデンウィークの終盤、久しぶりに一次創作で新作の小説を書くことができた。今まで書けなかった反動のせいかどうかはよくわからないが、約一万字(私にとってはそこそこ長い部類に入る)を二日で一気に書き上げた。前々からずっと頭の片隅でチラついていたイメージを小説にすることができ、何だかすっきりした気分である。


その新作への反応もそこそこ良かったし、ようやく小説を書きたいという気持ちが戻ってきたような気がする。今は次回作の構想を頭の中で組み立てている状態で、今月中にはもう一本小説を投稿できればいいなぁと思っている。イメージが完全に固まってからそれを書き上げるまでは(おそらく)早い方なので、この目標は無理なく達成することができるだろう。


書くことから離れていた間、別の趣味に没頭したりして、それはそれで楽しかったけれど、こうして「書きたい」という意欲が戻ってくると、自分があるべき場所に帰ってきたような気持ちになる。たぶん、もっと書かない時期が長くなってしまたっとしても、結局こうして元に戻る日が来るのだという(少し大袈裟かもしれないが)確信めいたものがある。


長年の経験からそれを知っているから、私は書けない時期に入っても特に不安になることはない。過去のブログ記事にも書いたように、必死にあがいても無理だった場合は、一旦そのことを忘れて書くのを止めた方が賢明だ。締め切りがあるような方はそうはいかないかもしれないが、基本的に書き続けることも立ち止まることもその人の自由だと私は思っている。


ここまで読めばもうタイトルの意味は理解していただけたと思う。「もう二度と小説は書かない」と自分から決別したわけではないのなら、いつか何かを書きたくなる時が必ず来る。これからもきっと、私は「hello again」を何度も繰り返していく。

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