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暖かな春に願う

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2022年3月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年3月9日



昼間は春の暖かさを感じられる時期になって、もうすぐ冬が終わる。そろそろ創作活動を再開しようと思い、今月に入ってから一次創作で短編を一つ書き上げた。自分で言うのもどうかと思うが、少しだけ切なくて暖かい、春らしい小説になったと思う。一定のペースで書き続けるのはまだ難しいけれど、書きたいことが見つかったらその都度きちんと形にしていきたいと思っている。


気温や天気が心にも影響するせいか、創作活動に対して、現在は割とポジティブに意識が働いている。新作を書き終わってまだ数日しか経っていないのに、もう次はどんな話を書こうかとアイディアを探している状態だ。桜の話は過去にたくさん書いたからもういいかなとか、うんと優しい話を書いてみたいなとか、ふとした瞬間に色々と(たぶん無意識に)考えてしまう。


暖かな太陽の光が窓から差し込んでいるのを眺めていると、冬眠から目覚めた熊はこういう気持ちなのかと思う。まだ本調子ではないけれど、春の到来を喜び、段々と活動的になっていく。空腹を満たすためにたくさん食べて、体力をつける。私も冬の間、部屋の中でじっと本を読みながら、書きたいという気持ちが訪れるのを待ち続けていたのかもしれない。


二次創作に関してはまだまだ気持ちが追い付いていないので、当分の間、新作を書くことはないだろう。具体的には書かないが、ジャンル内で何やらトラブルが発生しているようで、それに巻き込まれたくないとも思っている。一次創作と違い、ある程度は周りと足並みを揃える必要もあるし、自分がもう大丈夫だと感じるまでは書かないつもりだ。


趣味の時間を楽しむことができる自分は、本当に恵まれた環境にいるのだと実感する。どんなに平凡に生きていても、不幸や悲しみは当たり前に存在している。遠い国での悲劇とか、未だに生活を脅かすウィルスとか、気持ちを乱される出来事は多々あるけれど、自分が楽しいと思うことには正直でありたいと思っている。

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