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shilly-shally

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2020年5月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月18日



最近、といっても一週間以上前のことになるのだが、二次創作のとあるシリーズの最終話を書き上げ、無事に投稿した。これで二次創作のシリーズは全て完結、必ず書くと決めていた小説を消化することができた。シリーズを完結させるまでに時間はかかったけれど、とりあえず自分で自分を労いたい。よくやった自分。お疲れさまでした。


今は何と言うか、爽やかな5月の晴れ間のようにとても清々しい気分である。小説からは少し離れ、もう一つの趣味である写真に時間を使っていて、それが結構楽しい。二次創作のアイディアはほぼ0の状態だし(少しはあるが形にするには時間がかかりそう)もうしばらくは書かない日々を過ごそうかなと思っている。


ただ、二次創作を続けるかどうかということに関しては、未だに迷っている状態だ。シリーズ最終話の出来は自分でも満足できるものだったし、ここで止めた方が綺麗に二次創作から足を洗えるのだと思う。前々から止めるタイミングを見計っているようなところがあったし、たぶん、自分はもう潮時だとわかっている。


止める時はスパッと止める。黙ってフェイドアウトするようなことはしたくないのに、こんな時だけ優柔不断が発動して今後の方向性を決められないでいる。「書くことに終わりは来るのか」という過去の記事でも似たようなことを書いていたし、何をそんなに悩むことがあるのかと最早自分でも謎状態である。


もうこの話題は飽きたな……と思いつつ、ただの趣味を続行するか否かで苦悩するなんて、二次創作を始める前の自分は想像したこともなかった。いっそジャンルにいる全読者が私に背を向けてくれたらいいのにとさえ思う。そうしたら何の未練もなく止められるのに。未練? 何に対して? 読者という存在に、私は未練があるのだろうか。


読者なんて、ジャンルに興味がなくなれば離れていくとわかっているのに。私が二次創作を始めた頃からずっと小説を読んでくれている人もいるけれど、大半は違う。どれだけ「小説が好きです」と言われても、そのうちページすら開かなくなるのに。恋が冷める時よりもあっさりと、まるで何もなかったかのように。


あぁ、そうか。そういう人がほとんどだと知っているから、それ以外の一部の人に、まだ小説を読んでもらいたいと思ってしまうのか。感情が傾いて、割り切れなくなる。その人達にとって、私の存在など大したことはないというのに、勘違いと現実を見間違えて。


このままだとポエムが出来上がってしまいそうなので記事の締めに入ろう。この話の要点は、二次創作において私が優柔不断だということに尽きる。記事のタイトルそのままだ。そういえば、昔は小説やブログ記事に英語のタイトルを付けるのが恥ずかしかったけど、今は一周して何も思わなくなったな。

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