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「書く」から「読む」へ

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2021年12月26日
  • 読了時間: 2分


2021年もそろそろ終わりに近づいてきた。小説を含め、このブログ記事が今年の書き納めになる。執筆についてざっと振り返ってみると、今年は一次創作に力を入れた年だった。と言っても、一次と二次で書き上げた作品数にそれほど違いがあるわけではない。数ではなく意識の問題で、一次創作の方が意欲的に小説を書くことができたという感じである。


それなりに色々と頑張ったという自覚があり、今は少しだけ燃え尽き症候群のような状態になっている。なので、年明けに一次創作の新作を一本書き上げたら、しばらく創作活動は休止する予定だ。思ったよりも小説に反応が得られないという外的要因も関係してはいるが、大部分は私自身の問題で、執筆に対する意欲が下火になってしまったようだ。


今までも休息と再開を繰り返してきたので、遅かれ早かれまた元に戻るのだろうと思っている。他人からの評価があろうとなかろうと、結局、私は書くことから逃れられない。サイトに投稿できるような小説を書き続けることは難しくても、物語の切れ端が不意に頭に浮かび、それを頭の中から取り出したくなって、脈絡のない文章をノートに綴ってしまうのだ。


今回の休息がどれくらい続くのかはわからないけれど、その間はとにかく本を読むつもりでいる。家には積読本が10冊以上たまっているし、図書館へ行くと読みたい小説が次から次へと出てきて読むのが追いつかない。何より、今は読書熱が上がっているようで、書くことより読むことの方が楽しい。もしかしたらインプットの時期なのかもしれない。


来年はしばらくの間、書き物以外の趣味を充実させて楽しんでいきたい。今年は旅行らしい旅行もできなかったし、写真もあまり撮れなかった。インドアな人間なので外出を億劫に感じてしまうことが多いのだけど、来年は外へ出て書くことを忘れようと思う。全く違うことに没頭していれば、自然と書きたいという気持ちが戻ってくるような気がする。


執筆や創作活動について書きたいことがまだあるのか自分でもよくわかりませんが、今年と同様、このブログは月一くらいのペースでのんびり続けていきたいと思っています。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。よいお年を。

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