ありふれた日々の始まり
- 雨
- 2021年1月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年1月29日

正月の三が日が過ぎ、そろそろ何か書き始めようかと思ってこの記事を書いている。「一年の計は元旦にあり」という言葉があるが、2021年の執筆に関する目標のようなものは今のところ何も頭に浮かんでいない。昨年末のブログで書いた通り「とにかく書き続ける」ということ以外、細かいことは何も決まっていない状況である。
とりあえず、一次創作は新たに挑戦してみたいテーマがあるので、それを今月中に書き上げようと考えている。すでに大筋とラストシーンは決まっていて、後は物語の設定を煮詰めて文字にしていくだけだ。いつも現実的な世界観とテーマでしか小説を書かない自分にとって、今年最初の作品はイレギュラーなものになる。今週中にはアイディアをきちんと固め、来週には新作を書き始めたい。
二次創作については去年で一段落したので、またしばらくは活動休止状態が続く予定だ。去年、三年近く続けてきた二次創作を一度休止し、半年後にまた一ヶ月だけ活動を再開したわけだが、その経緯によって二次創作に対する新鮮味が戻ってきたように感じた。惰性で続けるのではなく執筆に区切りをつけたことで、二次創作で一番必要な「書きたい衝動」が再び自分の中に芽生えたような気がする。
また、執筆というアウトプットだけではなく、今年はインプットも積極的に行っていこうと思っている。自分にとっては「知らない街を散歩する」という行為が一番効果的なインプットなのだが、残念ながら今年も外出は厳しそうなので、今まで以上に本を読み、録り溜めた映画を観て創作意欲を刺激していきたい。と言っても、私にとって読書や映画鑑賞は創作のための勉強ではなく純粋な娯楽なので、楽しむことが最優先になってしまうのだが。
今年もパンデミックは簡単に治まらないだろうし、いつ何が起こるか予測はつかない。私の生活スタイルはあまり変わらないけれど、心の隅には漠然とした不安がずっと居座り続けている。音のない水の中から地上を見ているような、静かで、途方もない孤独。自分の世界だけを見続けていればいいと思っていたのに、創作に没頭することさえ上手くできないかもしれない。それでも何とか文字を綴って、一つでも多く小説が書ければいいと思う。
最後になりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
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