スマートフォンで小説を
- 雨
- 2020年1月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月18日

一月も終わりに近づき、二次創作限定ではあるが、ざっくりと小説の執筆と投稿スケジュールを組んでみた。とりあえず、三月の半ばまでどんな小説を書くかが決定した状態である。何だか、一人で企画ものをやっているみたいで少し楽しい。執筆計画も無理のないよう緩めに組んだし、後はやる気を継続させるだけだ。
基本的に、私はパソコンでしか小説を書かない。最近、特に若い層はスマホで小説を書いている人が多いと聞く。昔のガラケーとは違い、フリック入力ができるスマホであれば、予測変換を上手く使ってキーボードを叩くより速く書けるという人もいるのだろう。
私も過去に何度かスマホで小説を書いてみようと思ったことがある。しかし、実際やってみると、私の場合は圧倒的にパソコンで文字を打つ方が楽だった。キーボードであれば、自分が頭で言葉を並べるのとほぼ同じスピードで文章を打つことができる。コピペによる文章の入れ替えもパソコンの方が簡単だ。
そして何より、文章を書くにはある程度大きなサイズの画面が必要であることを実感した。個人的には、新しい文章を書くのと同時進行で、それまでに書いた文章を何となく視界に入れていないと、いまいち集中できない。どうやら私は、文章が破綻していないかどうかということをすぐに確認したい性分らしい。
過去の経験からそう学び、「小説はパソコンでしか書けない」という結論はすでに出ているのだが、やはり思いついたらすぐに文章が書け、場所を選ばないスマホでの執筆というのは魅力的だ。移動中などの隙間時間を有効に活用できそうだし、本格的な執筆ではなくとも、ふと頭に浮かんだことを書き留めておけば後々便利である。
というわけで(前置きが長すぎる)、これからは執筆用のアプリを使って、小説の下書きのようなことをしてみるつもりだ。現在はほぼデザインの好みだけで選んだ「PenCake」というアプリをダウンロードし、セリフやフレーズをちょこちょことメモしている。
いつ、どこで、どんなイメージが浮かぶかは私自身にもわからないので、それを確実に記録しておくだけでも小説を書く手助けとなる。要するに、今まで紙ベースだったネタ帳がスマホアプリになったというだけのことだ。「え……これって記事にする必要ある?」という気がしないでもない。何はともあれ、今後もスマホだけは絶対に無くさないように気をつけよう。誰かに小説の下書きを見られたら死ぬ。社会的に。
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