タイピングの手を止めて
- 雨
- 2020年12月29日
- 読了時間: 3分

今年も一応、一年の締めくくりとなる記事を書いておこうと思う。本題に入る前に、チェリまほの最終回が完全なるハッピーエンドでほっとした。ラストの展開に対して、Twitter上では若干炎上していたようだが、個人的には全く不満はない。ドラマという限られた枠の中で物語をどう展開させるか、どんな映像でそれを表現するか、監督や脚本家は常に葛藤しているはずだ。それを知らない人間が、自分の思い通りにならなかったからといって文句や不満を垂れ流すなんておこがましい。まぁ、作品に対して何を思うかは自由だし、そんな意見にいちいちムカついていても仕方ないので、これを最後に否定的な意見を目にしてしまったことは記憶から消去しておこう。あのドラマ、最終回も含めて私は大好きでした。
さて、今年の創作活動に関しては、やはり二次創作の活動休止と復活が一番印象に残っている。自分ではやり切ったと思っていたのに、ふとしたことで創作への意欲がわき、半年後にまた新作を書いてしまった。こんなことならわざわざ活動休止宣言する必要もなかったな……と、自分の行いを若干後悔したが(たぶん)結果オーライなのでそこは気にしないことにしよう。久しぶりに二次創作ができて楽しかったし、以前からの読者の方達に喜んでもらえて嬉しかった。今後のことはわからないけれど、今は「何か思いついたら書く」ぐらいの緩い気持ちでやっていこうと思っている。
一次創作では久しぶりにきちんとした短編を書いて、評価も小説の投稿を始めた頃より多めにもらえるようになった。二次創作に比べたら小説への反応は微々たるものだけど、ありがたみが違うというか、普通なら誰にも読まれないまま古びていくはずだった文章が、少しでも誰かの目に触れたことが感慨深い。来年は今まで書いたことがなかった内容の小説にも挑戦したいと考えているし、数はこなせなくても、自分が書きたいと思ったものをきちんと仕上げていきたい。一つずつ地道に作品を増やして、表現の幅も少しずつ広げていくことができればいいなという感じである。
2020年は一時期、小説なんて書いている場合じゃないと思ったこともあったが、どうせ書くことは止められないのだから、マイペースに執筆活動を続けていきたい。一次でも二次でも、小説を書き上げた時の喜びは特別で、それを誰かに読んでもらえた時の喜びもまた然りだ。
今年最初の記事で「何らかの答えを出す」と書いていたことを思い出す。結果的に予想外のパンデミックでそれを実現できなかったわけだが、また一からやり直すつもりでいる。とにかく「書き続ける」ことを念頭に置いて、無理はせず、新たな小説に取り組んでいきたい。
来年は91本目のブログ記事からスタートです。今年はあまり小説と関係のないこともたくさん書いた気がしますが、今までも自由にやってきたのでブログには好きなことを書いていこうと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。よいお年を。
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