二度目の航海
- 雨
- 2020年11月26日
- 読了時間: 3分

前回の更新からずいぶん時間が経ってしまった。まぁ、「ずいぶん」と言ってもたかが一ヶ月ぐらいなのだが、11月も終わりに近づき、久しぶりにブログ記事を書いている。この一ヶ月の間に何をしていたのかというと、再び二次創作で小説を書いてみようかなと思い立ち、色々と計画を立てていた。
結果として、完全に二次創作に復帰するというわけではなく、期間限定で取り扱っていた全てのCPの新作を書き、それを投稿しようと思っている。二次創作の活動休止を宣言してから約半年、これが復帰するタイミングとして早いのかどうかはよくわからない。のこのこと舞い戻ってきた自分が同ジャンル者の目にどう映るのか、若干不安な気持ちもある。
夏頃から秋の終わりまで一次創作の方に専念して、自分ではそれなりの小説が書けていたと思う。少しではあるが閲覧数と評価も増えたし、好きなことを好きなように書けて楽しかった。だから、また二次創作で小説を書いてみようと気分になったことが自分でも意外だった。一次がつまらないから二次に戻るのではなく、私は現状に満足していたからだ。
実際、二次創作に復帰する理由は漠然としている部分が多い。あえて一つずつ理由を拾い上げるとしたら、まず初めに「急にストーリーが思い浮かんだから」ということがある。もう二次創作で自分が書きたいことは全部書いたと思っていたのに、わからないのものだ。
二つ目は、推しの記念日的な日が近づいてきた、というものである。二次創作をしていた時、私は毎年、ある特定の日時に推しCPの小説を書いて投稿していた。クリスマスやバレンタインなど、定番のイベントはガン無視を決め込んでいた私だが、その日だけはどうしても自分の小説をある種の証として残しておきたかった。
最後は、未だにポツポツと自分の小説を読みたいと言ってくれる人が現れるという理由だ。正直、自分の作品を外部からは見えない場所に移し、プロフィールからジャンルやCP名を削除して「活動休止中」とを書いておけば、新たな読者が増えることはないと思っていた。しかし、同ジャンルの書き手のフォローやブクマを辿り、私のことを見つけ出す人がいたのである。
それについては若干「怖っ」と思ってしまったが、また同じものを好きな人達に小説を読んでもらいたいという気持ちが呼び起されるきっかけにもなった。厚かましくも、新作を書いて投稿したら、フォロワーの方が喜んでくれるかもしれないと思ってしまったのである。こうして文字にしてみると「こいつ自惚れてんな」という感じが否めないが。
そんなこんなで、来月、二次創作の新作をサイトに投稿しようと思っている。これで誰にも読まれなかったら笑えるな~と思いつつ、もしそうであっても、更新予定の4作はきっちり仕上げるつもりだ。小説を必ず書き上げて投稿する。最低限、書き手としての自分に課したルールは守りたい。いや、守るべきなのである。
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