心を燃やせ
- 雨
- 2021年4月2日
- 読了時間: 2分

またしても約一ヶ月ぶりの更新になってしまった。もう今年は月一の更新ペースでブログ記事を書くと決めてしまった方がいいかもしれない。小説はそれなりに書いているのだが、これといって記事にするようなこともなく……いや、本当は一つあるのだが、それを記事にしてしまうと「身バレ待ったなし」状態になってしまうのでやはり記事は書けなかった。
最近は一万字以上の一次創作を一本書き上げ(「一」が続いてラップかと思った)、なかなか反応も良く満足している。今はレイモンド・カーヴァーの短編(村上春樹訳)を読みつつ、次はどんな小説を書こうかと考えているところだ。それにしても『ささやかだけれど、役に立つこと』を久しぶりに読み返して、本当に素晴らしいと思った。短編小説として実に完成されていると言うか、一分の隙もない感じがする。
がらっと話は変わって、先日、滑り込みで『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を見た。原作は未読、土曜の朝に放送されていたアニメのみを見た状態(ちょうど無限列車に乗り込む手前でアニメは最終回だった)で映画館に行った。号泣必至らしいので一応ハンカチを持って映画に臨んだのだが、私がいい大人だからか、うるっとはきたもののハンカチが必要なほどではなかった。あるいは映画を見る前に若干(うっかり)ネタバレを目にしてしまったからかもしれない。
※ここから先は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』のネタバレが含まれていますのでご注意ください。
泣く泣かないは置いておいて、映画自体はとても面白かったし満足できるものだった。特にバトルシーンとその時に使われた音楽はとてもクールだった。そして何より練獄さんが素敵すぎた。私は漫画のキャラに深く肩入れするようなタイプではないが、マジで練獄さんのことを一生推していきたいと思えるほど好きになってしまった。あんなに強いのに笑った顔が可愛いなんて……辛い。
練獄さんのような人があの段階で、ああいう形で命を落としたことが、炭次郎たちの試練とさらなる成長に繋がっていくのだろうけれど、彼は人気キャラのようだし、読者(視聴者)側からすると「もったいないなぁ~」なんて浅ましく思ってしまう。でも本当に恰好良かったよね。いやマジで。今頃、荒ぶっているのは私ぐらいかもしれないが、原作が完結しているとはいえ、これからも漫画やアニメを楽しめると思うと何だか得した気分である。
今回もただの雑文になってしまったので、次回はちゃんと小説に関することを記事にしようと思う。もうすっかり春めいてきたし、暖かく柔らかい話が書きたい。
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