top of page

繰り返す日々の終わりに

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2022年10月19日
  • 読了時間: 2分


ブログのことをすっかり忘れてしまっていた。月初めに書いていたブログが月の後半になってから慌てて更新するというケースが増えている。ここ数週間、創作活動から遠ざかっているので書くことに意識が向かないのだ。一次創作はこの先も細々と続けていくつもりだが、二次創作に戻りたいという気持ちは無に等しいし、このブログも今年いっぱいで終わりにした方がいいかもしれない。


良い意味でも悪い意味でも創作することに慣れてしまい、そこから一時離脱することにも焦りは感じなくなった今、創作について新しく語りたいことはもう自分の中に残っていないような気がする。飽きてしまったのとはまた違って、後はただ流れに身を任せるだけと言うか、無意識のうちに書いたり書かなかったりを繰り返していくことになるだろう。


年齢のせいにはしたくないが、創作歴が長くなるにつれ、情熱みたいなものは年々下火になっていると感じる。二次創作のように突発的に書きたいという衝動が湧きあがればそれが蘇るのかもしれない。でも、私はこの先、BA以上に夢中になれるCPには出会えないと思っている。私が書き手となったジャンルは二つだけで、よほど心を掴まれるような出会いがない限り二次創作でBLを書くこともない。


もう、書くことには満足してしまったのだろうかと時々思う。これ以上、自分の中から何かを取り出して文章にすることはできないと。これは今まで何度か経験した感情で、結局また何かを書き始めることになるのだと思っているけれど、そのきっかけがいつ訪れるのかはわからない。その時が必ず来るという保障があるわけでもない。


今年も残すところ二ヶ月と少し、年内に新しい小説を書くことはないだろうなと思っている。ブログ記事はあと二つ書いて開店休業状態にしようかな。完全に消してしまうのではなく、自由に書ける場所は残しておきたい。自分の中で何か変化があった時のために。

Comments


Join my mailing list

© 2023 by The Book Lover. Proudly created with Wix.com

bottom of page