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黄昏時に彷徨っている

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2022年11月27日
  • 読了時間: 2分


ぼんやり日々を過ごしていたら11月も終わりに近づいていた。先月からまとまった文章を書くことがなくなり、ブログのこともすっかり忘れてしまっていた。日記のような文章は気まぐれに書いているが、小説は9月の頭から一文字も書いていない。特に意識していたわけではないが、創作活動は休止している状態だと言っていいだろう。


書きたい欲がなくなることと因果関係があるのかどうかはわからないが、最近はコラージュに趣味の時間を割くことが多くなった。Twitterでコラージュ専用のアカウントまで作り、半壁打ちのような状態で活動していて、現在は100名程フォロワーがいる。仮に私が小説のアカウントを作ったとしても、フォロワーが3桁を超えるなんてことはないだろう。


反応が多いからコラージュの方に気持ちが傾いてしまったのかとも思ったけれど、実際のところ、数字はあまり関係ない。「小説を書く」ことと「コラージュをする」ことは全く別の創作活動であり、同列に考えるべきではない。ただ、今はコラージュをする方が楽しい時期であるというだけのことで、書くことにうんざりしたわけでもない。


私は他にも写真撮影や読書といった趣味があり、全てを万遍なくこなしているというよりは、一つのことに熱中すると他の趣味への興味(または熱意)は薄れてしまう。もともと熱しやすく冷めやすい性格なので、逆に言うと、熱意の強弱はあっても細く長くこれらの趣味を続けられていることは奇跡に近い。


小説を書くことが優先順位の一位に返り咲く日が来るのかどうか、今はよくわからない。もう書くことを止めるとか止めないの問題ではなく、何か書きたくなったらその時に書けばいいというぐらいの心持ちである。ストイックであり続けることはすでに放棄した。最初から書き続けなければならない理由などなかったのだ。ただの趣味なのだから。


というわけで、前の記事でも書いた通り、このブログも今年いっぱいで一先ず終了ということにしようと思う。後から振り返ってみると、先月と同じようなことを書いてしまっているし、本当に自分の中に書きたいことが残っていないのだとわかる。冒頭で全く同じ文章を書いていたので思わず苦笑してしまった。今の私に魅力的な文章は書けない。

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