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端的に言うと逆CPは絶許

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2020年7月22日
  • 読了時間: 5分

更新日:2020年10月18日



前回の記事「GOOD BYE ver. black」に入りきらなかった、と言うか、私にも二次創作をしていてうんざりしたことがいくつかあったので、今回はそれについて書いていこうと思う。それではさっそく「二次創作で地味にストレスだったことワースト5」をご覧ください。


・逆CPの名前を出される(勘違いされる)

・小説のタイトルを間違えられる

・R-18の小説しか読まない

・連載ではないのに続きを催促される

・アイコンに公式の画像を使っている


思いつくのはざっとこんな感じですかね。上から順番に、例のごとくpixivに投稿している設定で話を進めていきます。私が活動していたのはRPS(またはnmmn)と呼ばれるジャンルで「BA・CA・DA・EF」の4組のCPのBL小説を書いていました(因みに普通のファンの立場としての推しがA、創作上の推しCPはBA)。


1. 逆CPの名前を出される(勘違いされる)

元々、私にはミュートしたくなるほどの「地雷CP」はなかったのに、こういう出来事が続いて、とうとう逆CPが地雷になってしまった(これはBL特有の現象かもしれない)。しかも私の推しCP「BA」より逆CP「AB」の方が書き手、読み手ともに多かったこともあり、余計に「違げーし!」とイラついてしまった。そして何故か、CA、DA、EFに関しては一度もそういうことはなかった。


マイピク申請をしてくるような場合でも、メッセージでBAをABと書き間違える人がいて「はぁ?」と思ったものである。タグにちゃんと「BA」って書いてあるよね? あんたはCPの左右なんて気にしてないのかもしれないけど、BAしか書いてない書き手に対して普通に失礼だろ。それともわざとか? 嫌がらせか!? と情緒不安定になりかけたものだ。ただの書き間違いだったとしても、メッセージを受け取った側はストレスなので本当に勘弁して欲しい。


2. 小説のタイトルを間違えられる

メッセージ等で感想をいただく際、この話が好きだと小説のタイトルをあげてくれるのは嬉しいのだが、そのタイトルが間違っていると何とも言えない気持ちになる。まぁ、これは私のタイトルのつけ方にも少し原因があるかもしれない。タイトルが長いということはないのだが、インパクトがないというか、小説の内容をわかりやすく示したキャッチーなタイトルではないことの方が多かった。


例えば「それでも君を」という小説のタイトルを「それでも君は」と間違えられるといった感じで、思い違いや読み間違いのレベルとも言える。だから、私もあえて彼女達の間違いを訂正せずスルーしていた。間違えられた回数も片手で数えられるぐらいだったし、逆CPと間違えられるよりは遥かにマシなストレスではあった。それでもやはり、書き手に対して失礼にあたることは確かなので皆さん注意しましょう。


3. R-18の小説しか読まない

マイピク申請を承認した後、新しい読者が過去の小説をまとめてブクマしてくれるということが時々あった。好きなCPの小説を中心にブクマする人、CPに関わらず全ての小説にブクマをしてくれる人、本当に気に入った小説だけをブクマする人と様々で、どういうふうに小説を読もうとそれは個人の自由だ。なので、これは完全に私的な感情なのだが、「エロにしか興味がない人」に対してだけはあまりいい印象を持てなかった。


私はどちらかと言うとR-18よりも全年齢の小説の方が得意で、最終的にR-18展開があったとしても、そこに行き着くまでの経緯が大切だと思うタイプだ。だから「とにかくCPのエロが見たいだけ」という人とは相容れないものがある。もちろんR-18の小説を下に見ているというわけではなく、単純に「全年齢は読んでくれないのか……」という虚しさを感じてしまうのが嫌だった。全て読んだ上で「後からもう一回エロだけ読み返そう」という人もいたかもしれませんけどね。


4. 連載ではないのに続きを催促される

これは時と場合によると言うか、「続きが読みたいです」という気持ちが全て疎ましく感じるというわけではない。「コメントにまつわるあれやこれ・二次創作編」という過去の記事でも触れたことがあるのだが、シリーズものの小説に対してのコメントなら素直に嬉しいと思う。私は読者の期待がプレッシャーになるというタイプではないし、評判が良いと「順調に話を進められている」と感じることができた。


ただ、単発として書いた小説だったり、もう続きを書くつもりがない小説に対してそういうことを言われると「えぇ……シンプルに無理なんですけど」と困惑することもあった。毎回のように続きをクレクレされても何か萎える。基本的に、書き手は「自分のペースで書きたい」という方がほとんどだと思うので、「続きが読みたい」というフレーズはほどほどにしてもらえるとありがたいです。


5. アイコンに公式の画像を使っている

最後は小説の執筆とは直接関係のない話だが、私はRPSのジャンルにいたので、本尊(創作の対象となる人物本人)の画像をアイコンにしている人には辟易していた。そりゃ一発で同ジャンルの人だとはわかるけれど、できるだけ隠れるべきなのに思いっきりアピールしてどうすんだよ、と思っていた。加えて、そういう人に限って悪気があるわけではなく、他人のアイコンに対してまで言及する人は(たぶん)ほとんどいなかった。


少し話は脱線するが、礼儀正しく常識的な人より、フランクで緩い感じの人の方が小説に対して反応をくれることが多かった。マイピク申請の際、丁寧な文章で感想も添えてくれたのにその後の反応は一切無しというケースは珍しくない。逆に「よろしくお願いします」ぐらいしか書いてない人が全ての小説にブクマしてくれるということが何度かあり、一概にどちらがいいとは言い難い。個人的には後者の方が嬉しかった気がします。


……何だかんだでいつもの二倍くらいの文章量になってしまった。溜まっていたストレスを全て吐き出した結果だと思うと苦笑するしかない。


私は匿名の感想ツールを一つも利用していなかったこともあり、誹謗中傷などを受けたことは一度もなかった。その点に関してはラッキーだったと思うし、他の誰かに比べれば、私の感じていたストレスなど些細なものだったかもしれない。次の記事では、できるだけストレスフリーで二次創作に取り組むための、私の創作スタイルを振り返ってみようと思う。

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