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緩やかな序奏

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2020年1月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年10月18日



年が明け、二次創作の小説を一作書き下ろして、一次創作の方も過去の作品ではあるが、無事に更新を済ませた。久しぶりの更新だったせいか、二次創作の方は意外なほど評価数が高い。一次創作の方もフォロワーの方から評価をもらい、閲覧数がじわじわと増えていけばいいなという感じだ。小説に関して、2020年のスタートはそこそこ順調だと言えるだろう。


去年は無理をしてまで小説を書く必要はないというスタンスだったが、今年はちょっと真面目に執筆に取り組んでみようかと思っている。季節やテーマによって投稿目標を立て、執筆スケジュールを組んで「書く」と決めたものを必ず書き上げる。一度「別に書かなくてもいいや」と思ってしまうと復帰するのに時間がかかるので、それを防ぐために。


写真や読書など、私には小説を書く以外の趣味もあるが、結局のところ、一番時間をさいて無心に取り組んでいるのは執筆である。「楽しさ」という点においては他の趣味とそれほど差があるわけではない。一つの事に固執したくないという思いもある。それでもやはり、日常的でありながらも、文章を書くことは私にとって特別なのだ。


大抵の場合、ストーリーが自然と頭に浮かぶのを待ち、私は小説を書き始める。そんな受動的な書き方を、今年はもう少し能動的なものに変化させたい。衝動的にではなく計画的に、自らテーマを模索して形にする。そんな方法で書いた小説が面白いのかどうかはわからないけれど、とりあえずやってみたいという気持ちが今は大きい。


自分の中から何もなくなるくらい、思いつく限りの小説を書いて、何らかの答えを出そうと思う。「好きなことだけ書いていたい」という方針はそのままで、やるだけのことをやってみたい。もういい大人だからこそ、一度くらいは、あるいはもう一度、真剣に小説と向き合ってみようと思う。この記事を書きながら、そんなことを考えている。


最後に、遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

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