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腐界に来てしまった

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2019年1月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年10月18日



二次創作でBL小説を書くようになってから約2年半が過ぎた。私がBLを知った時期は遅く、たとえば10代から「腐女子」だったというわけではない。子供の頃から漫画やアニメは好きだったが「オタク」と呼ばれるほどそれらに夢中になっていたわけでもなかった。大人になった今はたまに漫画を読む程度で、アニメはほぼ見なくなった。大人になるまでBLのこともほとんど知らなかった。


BLに興味を持ったのは、当時流行っていた人気少年漫画(アニメ化もされていた)の二次創作を見たことがきっかけだった。アニメの見逃した回がYouTubeに上がってないか探していた時、その作品の二次創作漫画が動画になってアップされていた。


その動画には英語のタイトルがついていたのだが、サムネイルがその漫画の絵柄だったので、私はタイトルの意味をきちんと理解する前に何となく動画をクリックしてしまった。セリフも英語で書かれていて「海外の人のために誰かが翻訳したのかな」と思いつつそのまま見ていたら……その後はお察しください。


結構なショックではあったが、好奇心には逆らえなかった。しばらくしてpixivの存在を知り、そこからはオンのみで二次創作のBL漫画を読むようになった。しかし同人誌や商業本を買って読もうというところまではいかず、自分で書くようになってからはオンでもBL漫画や小説を読む頻度はぐっと減った。


自分が腐女子だという自覚はあるが(たぶん)まだ軽度だと思う。少なくとも「常に推しCPで頭がいっぱい!」という状態ではない。妄想するのもそれを元に小説を書くのも好きだが、もし「明日からBLを読むの禁止」と言われても「あっ、はい」ぐらいで済んでしまう。


ついでに言うと、私は腐女子の友達がいない。Twitterもやっていないし、投稿サイトでも自分から積極的にコミュニケーションはとらないので当たり前と言えば当たり前だ。リアルの知り合いは私がBL小説を書いているなんて夢にも思わないだろう。


何だか思っていたより長くなってしまった。とりあえず、腐女子になった経緯と現状はこんな感じである。次回は、熱心な腐女子ではない私がどうしてBLの二次創作に手をだしてしまったかを書こうと思います。

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