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行き場がない

  • 執筆者の写真: 雨
  • 2019年10月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月18日



今日は久しぶりに一次創作の記事を書こうと思う。今年の始めから休止していた一次創作の活動を再開し、とある投稿サイトで月2回ほど小説を更新している。現在は二次創作が中心なので、新作を書くことがなかなか難しいのだが、旧ブログ時代に書き溜めた小説があるので、サイトを更新すること自体にこれといった問題はない。


早いもので、あと3ヶ月もすれば一次創作で小説の投稿を始めてから一年が経つ。相変わらず閲覧数は少ないままだが、読者からの反応が全くないということもなく、ゆるゆると続けられている。ぶっちゃけた話、小説を投稿した後は放置するだけで、投稿サイトがほとんど倉庫状態(作品置き場)と化している。


同じ書き手と交流するわけでもなく、好き勝手にやっている私だが、最近このまま一次創作の投稿を続けていいものかと少し悩んでいる。今更だが、私の書いている小説と現在お世話になっている投稿サイトの毛色がまるで違うのだ。フェイクを入れて説明すると、ライトノベル系の小説が中心のサイトに私は純文学の小説を投稿しているのである。


私と同系の小説を投稿している人が全くいないというわけではないが、やはり「コレジャナイ感」が否めない。いくら私が他人のことを気にしない性格とはいえ、もっと自分に見合うサイトで活動した方がいいのではと思うようになった。また、今のサイトに小説を投稿しても「誰かに読んでもらえる機会」をみすみす失っている気がするのだ。


書き手の書きたいものと読み手の読みたいものが一致することで生まれるWin-Winの関係というものを、私は二次創作で経験している。趣味とはいえ、やはり多くの人に読んでもらいたいという思いは一次創作でも変わりはない。ならば、ただ小説を適当にネットに流すのではなく、読まれる努力みたいなものも必要なのではないだろうか。


過去のブログ記事でも書いた通り「純文学は読まれない」という状況は今も変わっていないし、私のような素人ではなおさらである。小説の投稿サイトを色々と探してはみたが、私が考えているようなサイトは見当たらなかった。私の書く小説の主人公は異世界に転生もしないしチートでもないんだよなー。あ、これはちょっとした愚痴です。


とりあえず2019年は今の投稿サイトにお世話になるとして、その後はまた別の場所で一次創作の活動をしようかと思っている。現在のアカウントを消去するかどうかは未定だ。スッキリした状態で再出発という形が望ましいが、少なからずフォロワーさんがいるので消してしまうのも惜しい気がする。


投稿サイトに拘るのではなく、昔のように「小説ブログ」を作って気ままに更新するのもいいかもしれない。ただ、それだと今よりもっと閲覧数が見込めないということになってしまうけれど……。現在の流行りに乗れない書き手というのは悩ましいものである。

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