雨が上がる
- 雨
- 2019年7月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月18日

7月に入ってから数日が過ぎ、私のやる気が戻ってきた。先日、約一ヶ月ぶりに5000字程度の小説を書くことができた。「長いお休みの後で」という過去のブログ記事では「一次創作の小説を少しずつ書くつもり」と記していたが、実際に書きたい欲が出てきたのは二次創作の方だった。もう、書きたいことは全部書いてしまったと感じていたので、自分でも意外だった。
全く小説を書かなかった一ヶ月の間、予定していた通り積読の本を読んだり、レンタルした映画を観たり、写真を撮りに出かけたりした。のんびりしつつ、なかなか充実した趣味の時間を持つことができた。その点についてはとても良かったと思っているのだが、やはり書かない日々はどこか物足りなかった。
一ヶ月という時間が長かったのか短かったのか、自分ではよくわからない。過去の自分の表現を借りると、この長い休暇の後、私が感じたことは「これが日常」だった。書くことは自分にとって特別なのかと考えてみたが、たぶんそうではない。それは無理して頑張るものではなく、やはり自然に湧き上がってくる衝動のようなものなのだ。
何かしらのイメージが頭に浮かぶことを待ち(「天から降りてくる」という表現を自分で使うのは恥ずかしい)ただそれを文字に起こすだけ。書きたいことがたくさん浮かぶ時もあるし、その逆もある。自分でコントロールしているようで、実は違うのかもしれない(あまり話をスピリチュアルな方向には持っていきたくないのだが)。
ブログの記事を書くことも、気を紛らわすのに役立ったのではないかと改めて思う。小説ではない文章を書くのも、私は結構好きだ。もしこのブログの読者だという方がいたら、とても素直に嬉しいと感じる。個人的な記録でしかない文章だが、誰かに読まれることを意識して書いているし、もし興味を持ってもらえたら、書いて良かったなと思える。
梅雨ということもあって「雨」に関するタイトルが続いてしまった。振り返ってみれば、「雨が降る」という過去の記事から、止むことのない雨のイメージがずっと頭の中にあった。あれから約2ヶ月弱、そんなイメージはもう消えようとしている。これからまた、私の日常が始まる。
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